2014年8月は重要な月のようです。目を開かれるメッセがあります。
スーパームーンが近づく中、貴方の中の深い悲しみが照らし出されています。
満月の引力が、貴方の深いところにある感情を掘り起こしています。
スーパー満月の大解放の後には、瞑想し易い落ち着いたコンディションが整えられて行くでしょう。
今日は、瞑想についてお話しましょう。
実は、目を瞑(つぶ)るだけで、瞑想は始まっています。
目を瞑(つぶ)ると見える無の世界は、もはや物質世界とは別次元の世界です。
何もなく、自分という肉体さえもなく、ただ自分の意識のみが存在する世界に貴方はワープしているのです。
無の世界に存在する貴方は、一時的に全ての恐れを超越することができます。
無の世界には、未来も過去も、人もモノも、貴方を脅かす全てのものが消え去っています。
数分間、苦悩から解放されるだけで、実際に、貴方の人生から数分間、苦悩が去って行くのです。
もちろん、長く目を閉じていると、次々と考えが上がって来ることがあるでしょう。
貴方の脳には、膨大な過去のデータが詰まっており、雑念となって上がって来るのは当然です。
日常生活の些細ことが気になっても、そのまま流して行きましょう。
心の蓋(ふた)を開けて、もう一人の自分が見ている感覚で、雑念を見て行きましょう。
色んな感情が湧き上がっていても、その感情になり切ってしまうのではなく、その感情をじっと見るのです。
見捨てられた感じがするなら、その感じを無視しないで、そう感じている自分をただじっと見るのです。
じっと見ていると、その感情は、激しい怒りに変わったり、涙や嘆きに変わったりする時があります。
見ている貴方も、その激しい感情に揺さぶられるかも知れません。
それでも、その感情を感じている自分から目をそらさず、眺めて行きましょう。
そうすると、何(いず)れ、心の中の嵐が止んで行きます。
これらの激しい感情を持っていたのは、見捨てられたと思っていたインナーチャイルド達です。
インナーチャイルド達は、貴方に自分の苦しみを理解してもらえたことに喜び、一人一人光へと帰って行くのです。
感情を味わい尽す、というのは、客観的に感情を見る、ということです。
映画の主人公を見て感情移入するように、自分に共感してあげることで、自分は癒されて行くのです。
感情に対して善悪の判断をせず、「私は哀しいのだ」「虚しいのだ」「儚(はかな)いのだ」など、心の中を実況中継しながら、辿って行くのです。
恋の悩みなどがあっても、集中できない時があります。
相手に対して言いたくても言えないことがあると、イライラしてしまうようです。
貴方は相手に何を言いたいのか、何を要求しているのか、どうして欲しいのか、冷静に心の中を見つめて行きましょう。
復讐心、嫉妬、プライドなどから来る相手を責める気持ちが見えて来るかも知れません。
良い悪いを判断せず、「自分はこんなことを考えていたんだ」と思いながら、ただ眺めて行きましょう。
傷つくことを恐れている自分に共感してあげると、インナーチャイルドはホッとして、光に帰って行くのです。
色んな雑念が過ぎ去って行ったなら、ようやく瞑想の醍醐味を味わうことができます。
全てから解放された、無我の境地を味わうのはここからです。
まるで、死後の光のトンネルを抜けて、極楽浄土に達した気分を味わうことができます。
苦しみも、怒りも、悲しみもなく、ただ存在することで幸せを感じる世界です。
瞑想中に辿り着く光の世界は、競争もなく、お金を稼ぐ必要もない至福の世界です。
貴方が達した平安意識は、外側の世界にも反映されて行くでしょう。
皆さんの中には、自分の強みを発揮したり、癒されて元気になったりした方も大勢いらっしゃるようです。
ただ、周りからの反感や嫉妬などを恐れ、中々前に進めない時があるようです。
訳の分からない恐れは、代々過去世からのものです。
瞑想の中で、天使や光の存在を呼び、ガイダンスを求めましょう。
特に、天使は、貴方の要望を聞く為に、側(そば)にいることを知りましょう。
貴方が何も相談しなければ、天使は用無しです。
修理屋さんに修理を頼むのを、遠慮するようなものです。
瞑想後には天使から、必ず、色んな形でメッセージを受け取ることができます。
子どもの頃に誓った約束事を突然、思い出すかも知れませんし、ストッパーとなっている裏切りの記憶が蘇って来るかも知れません。
是非、以下のように、天使に頼んでみましょう。
「どうか、私を前進させて下さい。どうか、私の不安を取り除いて下さい。その為に、何をしたらいいのか、教えて下さい。助けとアドバイスに感謝します。」